MF授賞式
MFの授賞式行ってきました。
なんでかまたスピーチ(祝辞)頼まれたもんで。
「ヤマグチさんにしてもらえばいいじゃん!」
「ヤマグチさんは選考委員なので総評してもらいますから、祝辞は別の人で」
「三浦さんにしてもらえば」
「まだお若いですし」
「築地さんにしてもらえば」
「なんで他人にさせたがるんですか」
「つかなんで私にさせたがるんですか」
「ああいう挨拶は若手じゃなくてベテランの仕事です」
「私より大物でベテランいるじゃん。水野さんとかあかほりさんとか」
「うち、そういう人と付き合いないんです」
「左様で」
とかなんとか。
まあそもそも先月中にあげていないといけない原稿が半分も出来ていない状態でMFに行くのが非常に心苦しいって言うか、「絵師さんも来ておられるので御挨拶を」って何の拷問か。一冊目が出る前から絵師さんに謝罪とか駄目小説屋の典型。いいのか、私がスピーチして。
神野さんやら、「ドラゴンズ・ウィル」の絵師の田沼さんやらと合流して授賞式会場に。
どうでもいいけど、妙に既視感あると思ったら、ここ、五年ほど前にエンターブレインが授賞式やってたとこじゃん。
こういうパーティ・ホールで手頃な処ってやっぱ少ないんですかね。
まあそんでもって。
腹括っていつものイヤな話で浮かれ気分に水さす積もりで居た私なのですが。
「ええとコミックと合同の式なので榊さんの前にもコミックの方の祝辞が」
「どなたが?」
「新谷さんが」
「………………」
「ちなみに締めは聖さんです」
いや。あのな。
自分が小学生の頃から読んでいたマンガの先生と同じ壇上に立てっつーのかあんたらは。
つかこの間も「クリスティ・ハイテンション」と「クレオパトラDC・文庫版」買ったばっかだよ!
小学生の家庭科の時間に味噌汁作りつつ「超人ロック」のサイバージェノサイド読んでトラウマったよ! 「TWDエクスプレス」も読んだよ!
恐れ多いよ! つか怖ぇよ!
サイン欲しいよ! 分かってたら初版の「ファントム無頼」とか「超人ロック」持ってきてたよ!<おい?
恐れ多くて挨拶できませなんだが。まあ似て非なる業種だしね。
しかも新谷先生には世知辛い業界話しようと思ったら先にされてしまいまして。
しょうがないので別の話を急遽組んでスピーチ。
何故か二次会は行かない積もりだったのが、いつの間にかコミック・フラッパーの方の二次会に混ぜてもらっているという体たらく。漫画家じゃないというのに(別の会社でマンガ原作はしたが)。
比較的早めに(日付が変わる前に)ホテルに引き上げ、某仕事をちょっとやりつつ就寝。
翌日はまた神野さんと合流して色々ダベり、某社の編集さんと打ち合わせして帰阪しますた。
家に帰ると小さな仕事が幾つか増えてました。あああああ。
ただでさえ全体的にペース落ちてるのに。
…………がんばります。
- [2009/11/07 10:58]
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