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 MJ文庫から「小麦ちゃん」のノベライズが届く。
 今回は実験的に弟子の子と共著という形をとっているので、また雰囲気が微妙に違うが、これはこれで自分の関わった仕事なので、形になるとやはり感慨深い。

 まあそれに加えて初のノベライズ仕事だった訳だが。
(実は他にも二本ほど話はあったが、いずれも諸般の事情でポシャった)

 原作者(というか会社)の方からは「好きにやっていいよ」というお話だったのでもう本当に好きにやらせてもらったが、まあ元のアニメ好きな人はより、知らない人でも一通り、楽しめるようには気を配った積もりだし、弟子の子も気張って書いているので良かったら見てやってくださいまし。

 ちなみに私の担当は大筋や演出、そして文章の一部である。
 ノベライズという事、共著という事で、純然たる榊作品ではないが、多分、「まじしゃんず~」を読んで違和感の無い人はそのまま楽しんでもらえると思う。というかそうじゃないと私の名前入れておく意味ないしな。

 以前から小説も漫画の様にアシスタント・システムとか導入できないもんかと思っていた部分があるのだが、その実験でもあったが、概ね成功だろう。もっともこれは共著の武乃くん(弟子なのでくん付けである)のこつこつつけてきた実力によるところも大きいが。少なくとも、根性は私の百倍はあるみたいだし(笑)。

 そういえば富士見の新人の和田氏の「ヴァロフェス」も読了した。
 まあ彼も知り合いといえば知り合いである。私がまだ非常勤講師というか、単に五代先生の授業のチャチャ入れ役として遊びに行っていたりした際に、AM学院の生徒だった人である。
 色々と苦労もした様だが、無事受賞、刊行と相成った様である。
 まあここだけの話、最初(もう三年以上前か?)彼のプロットを見た時には結構穴だらけだったので、「受賞した」と聞いたときには「え?」とか思ったのも事実(失礼)。

 ただ、何というか学校の授業で、私や五代先生が彼のプロットの問題点を指摘していた際も、熱心に聞いた上ですぐに改良案を提出してきていたので、それを思い返すと、「なるほど」とも思う。

 よく言われる話だが「小説家になりたい」のではなくて「小説を書きたい」人が結果的に小説家になると私も思う。でもって武乃君や和田君は間違いなく後者。結局叩かれようがけなされようが、書き続けたのが彼等のデビューを後押ししていた様な気がする。
 もっと言えば私もそうだしね(自慢じゃないが新人賞は三度落ちてる)。

 でもって蓋を開けてみれば刊行された「ヴァロフェス」は物語としてかちっとまとまった良作である。多少癖はあるかもしれないが、これは努力賞だの審査員特別賞だのの常であるし、それはむしろ「個性」であるから、これで良いと思う。

 褒めてばっかりってのも嘘臭いので一部難点を挙げておくと、設定にもう少しけれん味がほしかった様な気はする。
 とはいえそうなるともう別の作品になるしなあ……

 ふと思ったのだが、文章としては私とよく似たタイプである(私がそう思っているだけかもしれんが)。少なくとも「俺ならこう書くけどなあ」という部分が読んでいて少なかったのな。良くも悪くも。ただし私の様に説教臭い事はないです(笑)。

 富士見では珍しいちょっとダーク系のお話ではあるが、皆様、良かったらご一読を。

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