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さて毎度の如くの 

アレ関連。

http://togetter.com/li/17846

 ぶっちゃけ、アレ関連に限らず、大手新聞社やそれに類する組織の取材は信用ならない。
 以前に二度ばかり(非実在少年絡みとは別件ね)取材申し込みがあったけど、いずれも断った。

 なぜならば「取材協力した記事の内容は事前に確認させない」からだ。
 これは殆どの新聞社が一貫して同じだと聞いている。実際、私が取材を申し込まれた場合にもそれを尋ねたら、「記事の事前確認は無い」という返事だった。

 要するに「取材はするけどどんな内容にするかはこっちの勝手ね♪」という事である。
 つまり、取材した内容を、断片的につぎはぎして別の意味に組み立て直す事も至極簡単という事。
 ライトノベル作家やその読者をバカにした記事にしたければ、こっちがいくら真面目に、誠実に取材に応じても、無茶苦茶に編集し直せるという事だ。

 以前、某超大手出版社(誰でも知ってる会社ですよ)の文芸雑誌に取材を受けた際、こんな事を言った。

「ライトノベル作家というのは、実際に小説が本になって出版されない限り、お金にはならないし、それまでは幾らでも差し戻せる権利が編集には在る。だから、例えばプロットを十本作って九本が突っ返される、なんてこともあるし、プロットや世界観を素早く、幾つもバリエーションを付けて作るのは、ライトノベル作家として生き残って行くには必須と言ってもいいような技能です。その一方で、アニメーションの世界ではまず絵が描けてなんぼでしょうし、『お話を考える』のは最初に求められる能力ではない。結果として、我々の方が何度も作ってはボツ、作ってはボツになっている分だけ、プロットの量産能力が鍛えられており、早いという事になります」

 これを、その雑誌はどう載せたのか。

「アニメーターよりも僕等作家は物語を作るのが遙かに速いですからねえ」

 これだけだ。

 まるで雑誌に載った方は、私がアニメーターをバカにしている様に見えないか。

 私が言ったのは慣れの問題であって、餅は餅屋、という程度の話だった筈だが、抜粋と要約でこんな風になる。
 しかも、私はこの時は事前の記事内容チェックを求めていた為、この部分を問題視、修正案も含めて

「ああ、我々作家は、単に必要に迫られて物語を作る回数が多いので、慣れている分、早いんですよ」
 と提示したのだが、無視された。
 他の誤字チェックは反映されたのに――だ。
  
 当然、抗議した。
 私は当時、アニメ業界そのものを理解しようとして(外部の人間が好き勝手に口を挟むだけではいいものは一緒に作れないと思ったのだ)、自腹で、週一でアニメの脚本会議に出席すべく、東京大阪を往復していたし、何とかアニメ関連の人達と信頼関係を作ろうとして躍起になっていた(結果的にこれは正しかったかどうかはまあ、出来上がった作品、特に第一期のポリフォニカを見れば微妙だが、それはさておき)。

 その矢先にこんなもの書かれたらたまったもんじゃない。

 けれど「忙しかったんで。チェックしわすれました」(誤字脱字は直っているのにそこだけ忘れたと?)「まあ、アニメーターはうちの雑誌(文芸誌)なんか見ないでしょう。いいじゃないですか、別に」とデスクの方が余程、アニメーターをバカにした発言をしていた。
 結局これは、私が相当激しく抗議したので、翌月号に小さく「誤解を招く記載が云々」とだけ載った。

 こういう事だ。
 
 他にも類例は幾つも在るが、大手、というだけでこういう無茶や印象操作がまかり通る。

 デスクなりその上役なりが「こういう方向の記事でいこう」と思えば、取材した事実がどうあれ、別のものに切り貼りして仕立て上げる事が出来る。
 相手が「売れっ子で傲慢なライトノベル作家」を記事にしたいと思えば、どれだけ謙虚に応じても、そういう姿に仕立て直されてしまうという事だ。

 なんだかな。
 怒りを通りこしてとほほな気分だよ。

 とにかく。
 いまの世の中、ほぼ全て我々が得られるのは二次情報に過ぎない。
 そこには必ず誰かの恣意が入っている(この日記も例外ではない訳だが)。
 ――ってのは「ザ・ジャグル」やマンガ版「クラック・ハウンド」でやったネタだが(笑)


 であるからこそ、読者の方々は一本の記事だけを鵜呑みにせず、反対意見や中立意見も広く見て貰いたい。
 そうする事で見えてくるものもあると思うしね。

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